- 1.本県への外国人観光客の受け入れについて
- ・観光は地域における消費の増加や雇用創出など、幅広い経済効果があり、特に外国人観光客の受け入れによって効率よい内需拡大が可能だ。平成21年度の福岡県観光入込客推計調査によると、韓国、中国、台湾を始めとするアジアの合計数は全体の94%を占めており、今後増加が著しいアジアの観光客の呼び込みが課題だ。
・原発事故に伴う風評被害の影響で、本年4月の訪日外国人客数は、前年同月比6割減と過去最大の落ち込みを記録している。本県はこの現状を踏まえてどのような対策を行い、いつの時期までに入り込み客数を回復させるのか。
・MICE(会議、研修旅行、国際会議、イベント、展覧会)の積極的振興が必要だ。本県のMICE誘致は全国二位と聞くが、今後さらに取り込むにはどのような取り組みが必要なのか。また、被災地で開催できないMICEを本県に積極的に誘致すべきだと考えるが、知事の考えを問う。
・フィルムコミッションあるいはサブカルチャーなど、本県の特色を生かした観光客誘致に取り組む考えや予定があるのか、知事に尋ねる。
- 2.県有財産の有効活用について
- ・財政健全化のためには、県が保有する膨大な県有施設を効率的に管理し、有効に利用・活用すべきだと考えるが、本県の取り組みはまだ不十分ではないのか。
・北海道や青森県などでは、ファシリティーマネージメントが導入されている。これは、県有財産を対象とした総合管理であり、経営的な視点から設備投資や運営、管理にかかわるコストの最小化や県有財産の効用の最大化を図るとともに、社会ニーズへの柔軟な対応等を通じて、最適な公共施設の経営管理を行う手法だ。その意義は、直面する課題を明らかにし、住民との共有化を図ることにあると考える。
・平成13年11月に出された本県の行政改革審議会第一次答申で、県有財産は貴重な県民財産であり、トータルコストの削減、適切な管理、保全のための戦略が必要とあるが、取り組みの現状を聞きたい。
・それぞれの県有施設により管理者が異なるため、県有財産としての一元的な管理もなされておらず、施設ごとのトータルコストを明らかにしていない。資産の有効活用とコスト削減のために、建物ごとに維持管理や利用状況等の情報を一元管理すべきだと考えるが、知事の所見を伺う。
・県内市町村でも資産の有効活用に努力していると認識するが、県として市町村に情報提供してはどうかと考えるが、知事の所見を問う。
- 3.若年性認知症について
- ・65歳未満の若年性認知症患者は全国で3万8,000人いると推計され、潜在的には10万人程度にのぼると言われている。本県にはどれくらいの若年性認知症患者がいると思われるのか。
・認知症は早期相談、早期発見、早期治療が重要だ。若年性認知症の方々への支援は、医療、介護、福祉のみならず、就労支援など多岐にわたることから、行政の所管部局も複数にまたがり、大変わかりにくい状況になっているため、相談窓口を一つにまとめることが必要だ。患者や家族に対する総合的な相談窓口の設置について、知事はどのように考えるか。
・若年性認知症は若くして収入が途絶え、長期間の介護費用が必要になることが、深刻な問題だ。このような現状を踏まえ、県として若年性認知症の方々の就労支援をどのように取り組んでいるのか。
・若年性認知症の方々の生きがいづくりも大切だ。全国のいくつかの福祉施設でも取り組まれている、介護サービス事業所における若年性認知症の方々の有償ボランティア活動について、知事の考えを尋ねる。
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